日本はもともと、空間の「仕切り」が曖昧な国でした。部屋と部屋とを壁で区切ってプライバシーを保護する西洋の建築様式とは異なり、日本では襖や障子、衝立やすだれなど、はっきりと領域をつくらない可動式の仕切りが発達します。HITOMAはこうした日本人の感覚に基づき、空間の中にささやかな「和」の間を現出させるプロダクトブランドです。
日本はもともと、空間の「仕切り」が曖昧な国でした。部屋と部屋とを壁で区切ってプライバシーを保護する西洋の建築様式とは異なり、日本では襖や障子、衝立やすだれなど、はっきりと領域をつくらない可動式の仕切りが発達します。HITOMAはこうした日本人の感覚に基づき、空間の中にささやかな「和」の間を現出させるプロダクトブランドです。
四隅に棒を立て、そこに縄を張って囲う。これは日本で古来から「神を招来する場所」としてつくられた結界のかたちでした。立方体のフレームを基本構造としたHITOMA Cubeのつくりもこれに通じています。
外とゆるやかに繋がっていながら、一歩足を踏み入れると気持ちが鎮まるような感覚になれるのは、その結界の中に、古代の日本から連綿と続く時間が流れているからかもしれません。
HITOMA Cubeの構成要素はいたってシンプルです。木の柱をベースに、六面を覆う建具や壁は自由に選べます。そのために大型施設やホテルのロビー、レストランやオフィスのような抜けのある空間に憩いの場所や茶室として、あるいは商談スペースなど、幅広い用途に設えることのできる本格的な和室です。製造は日本国内で、精度の高い技術が求めらる建具職人たちの手によって行われます。
HITOMA Cubeは、ベースフレームとパーツを自由に組み合わせて完成させる、ユニット型の和室です。
お好みの組み合わせをお選びできます。
縁無し
縁付き
壁2枚引き違いW 1200 × D 1938
壁3枚固定W 750 × D 1938
天井3枚長尺W 750 × D 2238
地袋/天袋/欄間(各々3枚固定)W 750 × D 310
沓脱石W 2400 × D 500
クロス
唐紙
突板
障子
格子
簾戸
クロス
格子
菱
突板
麻の葉
履き物を脱ぐ場所に備える石です。